2019・05・25
「サイモントン療法ミニセミナー」開催しました。
田村祐樹先生のご講演をまとめてみました。
5月25日セミナー「サイモントン療法ミニセミナー」報告 2019・05・25
講師:田村祐樹先生
会場:京都アスニー
1:カウンセリング理念
QOL、生活・人生の質を高める
今の自分から病気の進行・経過に良い違いをつくる
死の質を高めると生の質も高めることになる
また良くなるというメッセージを自分に送る
2:サイモントン療法・基本理念
ホメオスタシス
私達は、特別な力が必要だと思いがちだが、本来バランスをとり自らの健康をつくる
能力が備わっている。私達は本質的に健康な存在である。
大切なことは、その人らしく心地よい時間、気分の良い時間を知っていること
セルフコントロールができる。
Supported communication
喜びリストの共有時間をつくる。
3:「こころ」と「からだ」
お互いに影響しあう。
感謝の気持を当たり前と思うとそこから不平・不満、ねたみ・愚痴、の感情がうまれる。
当たり前のフィルターを外すとありがたいという気持がうまれる。
感情のメカ二ズム
ある出来事と感情は直結しているのではなく、その間に捉え方が存在している。
捉え方がマイナスであれば、マイナスの感情がうまれる。感情のコントロール
は捉え方にある。
4:希望と信頼
希望は思いそのもの
叶う、叶わないに関わらず、抱けるもの
信頼は今まで誰も手にしてないからといって0ではないという思い。
医療現場はそれを、確約につなげてしまう。
5:イメージ
がん治療において大切なイメージ
病気は治癒しうる(一人ひとりの中に治癒力がある)
治療は効果的である
私達には治癒力が存在し、それがきちんと働いてくれる
自分が「望む結果」をイメージする・・・こうありたい
イメージしやすい方法で行う(ほかの人の方法ではなく)
意味のある取り組みであるという思い・位置付けが大切
6:呼吸
鼻から吸って、口から吐く
呼吸に意識が向かい、集中できる。
次第に無になる。